「整備されている」データは、AIの判断に使えるか。

データの整備状況は、品質・システム間の接続・日々の維持の3つに分けて確認できます。AIに渡すデータを見直すために、実態調査と具体的な進め方をまとめました。

従業員100名以上の生成AI活用企業の責任者・担当者541名を対象に、2026年9月18日〜25日に実施した調査です。

AIに渡すデータを、どこから見直すか。

AIに渡すデータを、どこから見直すか。

541名への実態調査と、データを整える・つなぐ・維持するための設計、段階的な進め方をまとめました。

調査が示した、データ整備の現在地

79.1%

業務データが「整備されている」と回答

一方、業務データの問題が「特にない」との回答は3.7%でした。

10.0%

顧客ごとに、ほぼ全てのデータを横断して確認できる

システム間の接続にも課題が残っています。

37.0%

整備したが、保つ取り組みは特にない

整備経験のない人も含む全回答者541名に対する割合です。

数値は対象者の自己申告にもとづきます。設問・選択肢・母数の詳細はレポート本編に記載しています。

レポートで確認できること

1. AI活用を支える、データの整備と接続

AIが判断材料にできるデータの3つの条件「品質・接続・維持」を整理します。

2. 実態調査──データ整備の現在地

541名の回答から、AIの用途と成果、データの品質・接続・維持、投資と体制の実態を確認します。

3. AIが成果を返す、データ基盤のつくり方

対象データの棚卸し、体制と投資の決め方、仕組み化と段階的な6つのステップを解説します。

調査が示したこと

  • 業務データが「整備されている」との回答は79.1%。業務データの問題が「特にない」は3.7%。

  • 顧客ごとに、ほぼ全てのデータを複数のシステムにまたがって確認できるとの回答は10.0%。

  • 整備したことはあるが、保つ取り組みは特に行っていないとの回答は37.0%。

37.0%は、データを整備したことがない人も含む全回答者541名に対する割合です。

Merの考察

株式会社Merは、AIが判断材料にできるデータの条件を、品質・接続・維持の3つに整理しています。データを整えるだけでなく、顧客を軸につなぎ、日々の業務で変わるデータを保ち続ける仕組みまでを設計します。

データが「整備されている」と考える回答者では、生成AIで「十分に成果が出ている」との回答が31.5%。整備されていないと考える回答者では6.4%でした。

整備認識あり428名・なし109名の比較で、「わからない」の4名は除外しています。自己申告にもとづく関連であり、因果関係を示すものではありません。

自社のデータを見直すチェックリスト

  • AIに渡すデータの重複・欠損・表記ゆれを把握しているか。

  • 顧客を軸に、複数のシステムのデータを横断して参照できるか。

  • 整備後のデータを保つ責任者と更新・点検の手順が決まっているか。

  • 対象データの棚卸しをもとに、投資の優先順位と段階的な進め方を決めているか。

調査概要・出典

調査名称:日本企業のデータ整備とAI活用に関する実態調査。IDEATECHが提供する「リサピー®」の企画によるインターネット調査。2026年9月18日〜25日実施。

有効回答は、従業員100名以上の企業で業務に生成AIを活用する541名です。AI活用・業務改善・情報システム・データ管理のいずれかに携わる責任者・担当者が対象です。

対象者の自己申告にもとづく調査であり、日本企業全体の割合を示すものではありません。